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こどもの弱視③|治療用メガネについて

こども用の治療メガネを購入するまで

前回はアトロピンでの屈折検査についてお話ししました。

pipi-renai-kokoro.hatenadiary.com

 

息子の場合、左目が遠視と乱視、右目が近視と乱視ということで、弱視であるという診断を受けました。

 

今回は診断された後のことについてお話していきます。

 

まず、弱視と診断されたら治療用のメガネをつくることになります。

 

基本的にお風呂と寝る時以外はずっとメガネをつけて生活することになります。

 

基本的には1年後ごとに、成長に合わせて、眼鏡を作り直すことになるそう。

 

アトロピンの検査の当日に、検査結果をもとに処方箋を発行してもらいました。

 

メガネを作ることから次の診察までの流れについては、病院でしっかり説明してもらえるので心配はいらないかと思います。

 

ちなみに、9歳未満の治療用メガネについては健康保険の適用。

 

購入時は自費ですが、医師の指示書、メガネの領収書とともに、加入している健康保険組合へ申請書を提出、その後自治体に申請することで、助成を受けることができます。

 

支給額については、

未就学児は、健康保険から8割給付、公費から2割給付

小学生(9歳未満)は、健康保険から7割、公費から3割支給

支給上限額は、自治体により条件がことなります。

私が住んでいる自治体の場合は、38,902円でした。

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この辺の内容については、あくまでも私が息子の治療用メガネをつくった時点での内容であり、自治体によっても異なるかと思うので、病院で確認してみてください。

 

気を付けることとしては、医師の指示書やメガネの領収書をしっかりと保管しておくことです。

 

これらがないと補助を受けることができなくなるので、無くさないように気を付けてください。

 

私の場合は、保険加入機関には原本の提出、自治体へはコピーの提出でした。

 

なので、コピーを取っておくこともお忘れなく。

 

ただ、この辺のことについては、病院側がしっかり説明してくれると思いますので安心してください。

治療用メガネ、どこで買えばいいの?

これについても、基本的には病院で何か所か教えてくれると思います。

 

私は、病院へ定期的に来てくれるメガネ屋さんで購入することにしました。

 

近所のメガネ屋さんいくつか回って探してから眼鏡屋さんを決めてもいいよとは言われたのですが、、、

 

眼鏡屋さんをいくつか回って時間をかけるよりかは、できるだけ早く治療を開始してあげたいと思い、病院へ定期的に来てくれる眼鏡屋さんにすぐに決めました。

 

ただ、検査当日には病院へ来ていない日だったので、次の日に店舗へ直接行ってメガネをつくることにしました。

私が購入したオグラ眼鏡店では、「アンファン」というこども用メガネを扱っていて、色やデザインが可愛いものもありましたよ。

 

WEBで来店予約をすることができるので、ゆっくり選ぶことができましたよ。

 

ちなみに、注文してからできるまでには、約2週間ほどかかりました。

 

店舗が限られてはいますが、是非参考にして見てください。

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病院へ来てくれる眼鏡屋さんを選ぶメリットは?

 

やはり、診察の日にその場で調整もしてもらえるというところです。

 

病院へ行って、眼鏡屋さんへ行って…という二度手間がなく、一箇所で済むのは、私にとっては楽でした。

 

ただ、お仕事の都合などで眼鏡屋さんが来る日に診察が受けられないことが多い場合などについては、近所の子供の治療用メガネを扱うお店で買うのもアリだと思います。

 

というのも、子どもなので結構すぐにメガネに不具合が出てくるんですよ。

 

無理やり外そうとして、ネジが緩んで、メガネが下がってきたり…

 

うちの子の場合は、メガネを付け始めて数日後、盛大にコケてフレームが傷つきました。汗

 

同じ病院に来ていた息子と同じくらいの歳の子は、鉄棒にぶつけてフレームがゆがんだと言ってましたね。

 

なので、壊れた時に調整してもらいやすい場所を選ぶのが良いと思います。


 


 

 

スペアメガネは買って正解!

メガネをつくりにお店へ行ったとき、スペアを買うか迷ったのですが、結果、買って正解でした。

 

先に書いた通り、コケてフレームが傷ついたり、すぐにテンプルが開いて、メガネが下がってきたり、、、といったことが、すぐに起きたので。

 

投げたり、踏んづける可能性とかもありますしね。

 

今回のフレームの傷は、かけている分には問題なさそうということで、目立たないようにしてもらうのみだったのですが、

 

修理で直さなくてはならないような場合は、工場へ出すことになるそうで、手元に戻るまでに2週間ほどかかるそう。

 

そうなってしまうと、その間、治療を中断することになってしまいますよね。

 

それでは困ってしまうので、スペアを買いました。スペアのメガネが1万円引きになることも決め手でしたね。

 

息子のメガネの場合は、2本で6万円ほど。

 

息子の場合、両目に乱視が中等度入っているので、一番安いレンズではではなく、乱視向けの少しグレードをあげたレンズにして、この値段です。

 

購入時は自費なので、結構大きな出費でしたが、後から申請すれば約4万円が支給されるので、自己負担としては2万ちょっとで済みました。

 

1本のみの購入ならば、補助金の範囲内でおさまるかと思います。


 

 

子どもはメガネをすぐ壊す!

割とおとなしく遊べる子ならスペアが無くても大丈夫かもしれません。

 

ただ、うちの子に関しては、かなりやんちゃ。ちびっこ怪獣なので、メガネの調整が1~2週間くらいで必要になります。

 

始めは嫌がって片手で無理やり引っ張って外そうとしたりもするので、すぐにメガネが開いてきます。

 

それは心得ておいた方がいいかと思いますね。

 

最初は、メガネ高いんだよ!!ってめっちゃ思いましたけどね。

 

今現在、メガネを付け始めて1カ月半くらい。

 

なんだかんだ、見やすいことが分かってきたのか、嫌がらずに1日中メガネをかけてくれています。

 

病院でも言われましたが、最初からいきなり1日中めがねをかけるのは子どもには難しいです。

 

なので、最初は好きなテレビを見る間だけとか、短時間から慣らしていって、メガネは嫌なものではないんだよということを分かってもらうことが大切だと思います。

 

毎日ちょっとずつでもつけていると、メガネをかけているほうが見やすいんだということに本人も気づいてきます。

 

かけてくれないと焦るし、かけなさい!とイライラしてしまったりもしますが、最初の1~2カ月はそこまで心配しなくても大丈夫だと思います。

 

メガネくんを持って“僕をかけてよ!”と言ったらかけてくれたこともありました。

 

絵本などをつかって、“私と一緒だね!”とか言うと、すんなりかけてくれたりもしますので、最初のうちは色々試してみると良いかもしれませんね。

 

メガネ装着開始から次の診察までのことについては、また次の時にお話しようと思います。

 

最後まで読んでくれてありがとうございました。

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